地球全体がコロナ禍の週末金曜日、日本の地方都市にある居酒屋オタフクに1番乗りしたのは職場が1番近い大吉であった。オタフクの暖簾を潜り大吉がカウンターに座ると主人の政則は大吉が1番お気に入りの、灘の黒松剣菱コップ1杯と突き出しの肴を大吉の前に置き「お疲れさん」と声を掛けた。

 大吉と店主の政則が初めて逢ったのは、今から45年前の金曜日の夕方でこの日は店主の政則と妻の京子が念願の店を開店した日であった。二人は10代の頃に出逢い一緒に仕事するうちに、お互い相手の気持ちを思い合う心根を知り惹かれ10代で2人は結婚をした。そして二人は自分達の次の夢、店を持つ夢に向かって身を粉にして働き政則と京子は20代でオタフクを開店したのであった。

 大好きな黒松剣菱を呑み終えると、「政さん借りるよ」と声をかけ大吉は店の奥にある3人組専用部屋に入った。暫くすると永吉と長吉が息を切らせて入って来た、コロナ禍でオタフクの営業時間も変わり夜の8時で閉店に成り3人で過ごす時間が少なく成った。オタフクの営業時間は今まで夕方5時から深夜12時までだったが、コロナ禍で午前11時半から午後2時まで店を開けて昼食客と持ち帰り弁当を販売して店の減収分を補う為に頑張って居る❗❗。夜の開店は夕方5時から夜の8時までで、店の者も忙しかったが客も忙しかったそれでも店も客も万全のコロナ対策をしてそれなりに楽しみ過ごして居た❗❗。3人が揃うと大吉の音頭で、「今日もお疲れ様」の乾杯をして楽しい会話が始まるのであった。

「どうだい永さん長さんSNSで訴えて呉れた?、日本人の手による自主日本国憲法を若い力で作る事を呼び掛けて呉れたかい?❗」

 と大吉が永吉と長吉に聞くと2人は声を揃えて大吉に言った、あれから俺達家に帰ってそれぞれがSNSで訴えてたら大きな反響があった事を告げた。その話を聞いた大吉が2人に言った、俺なあ新しい日本国憲法の最初に書く文を考えたんや聞いて呉れるか❗❗。

「我が国は2681年の長きにわたり、天皇家を中心として現在まで日本国民と共に日本国として栄えて来た。日本国民と日本国はこれからも国民の象徴である天皇家を中心として、天皇制を存続させる為にGHQによって廃止された旧11宮家を復活させて天皇家2681年の長きに渡る男子継承の伝統を守り日本国民と日本国の繁栄を願うものである。と云う文章を考えたんだ❗❗、俺は良いと思うんだけど2人はどう思う?❗❗」

「俺は良いと思うよ日本みたいに単一王朝で、2700年近く続く王朝は世界には無いし良いと思うよ❗❗。諺にある「ローマは1日にして成らず」のローマ帝国すら、皇帝が何度も入れ替わりながら1000年やで日本はそれと比べても単一王朝で約2700年近くも続いて居るんや❗❗❗。これは文句なしの世界文化遺産やで、日本人はもっともっと誇りを持って良いと思うよ❗❗❗」

 と誇らしげな顔をして、長吉が2人の顔を見て酒を呑み干した。続いて永吉がGHQが作った日本国憲法の話と、永吉が自分で考えた新しい日本国憲法の文章を2人に披露し始めた。

「日本が1945年から2021年の76年間の間、戦争も無しにこれたのは日本国憲法第9条があるからやとアホな事を言う人達が居るけどそれは平和ボケして居るだけや❗❗。日本に戦争が無かったのは、アメリカ軍が駐留して日米安保条約があるから他国からの侵略が無かっただけや❗❗❗。日本にアメリカ軍が駐留して居なくて、日米安保条約が無かったら尖閣諸島や沖縄そして対馬は外国の侵略にあって占領され日本は泣き寝入りや❗❗❗。そんなアホな事ある訳無いと、皆は思って居るけど実例があるんや❗❗。それはフィリピンで起きた話でフィリピンは今までアメリカ軍の駐留で、経済的にも潤い国土の安全も守られて来たけどこれからは自国の力だけやれると考えてアメリカ軍の駐留を断ったんや❗。アメリカ軍が居なく成った途端、中国がフィリピンの固有の領土である島々を占領して自国領にしたんや❗❗❗。ええか❗今の日本国憲法では、仮に尖閣諸島が外国に侵略されても自衛隊は侵略軍を攻撃する事が出来ないやで❗❗。これが歪な日本国憲法の実態や、この歪な日本国憲法の為にアメリカは不平等な日米安保条約でアメリカは一方的に損を強いられて居る事を日本人の殆どが知らんのや❗❗❗。日本が他国に侵略されたり日本の艦船が攻撃を受けたら、アメリカは直ぐに侵略国に対してアメリカ軍の総力を持って反撃して呉れるけど❗日本はアメリカの艦船や基地が攻撃されても日本は憲法上援護が出来ないんやで可笑しいやろ❗❗❗。もしも日本がアメリカの立場やったら、日本国民はこんな不平等な日米安保条約に納得するか?❗❗❗絶対に納得せんと思うで❗❗❗」

 終戦から76年の長きに渡り他国の侵略から日本を守って呉れたアメリカ、近年のアメリカは国内の経済の低迷により世界の警察官を辞めてアメリカ国内の経済を活性化する為の政策を採り始めた。アメリカは世界に散らばるアメリカ軍基地の縮小や、紛争地に派遣して居る軍隊の削減を図りアメリカ軍が駐留して居る国に対して駐留経費の大幅な負担増額を駐留国に対して要求している。またアメリ国内ではアメリカにとって、不平等な日米安保条約に不満を持つアメリカ国民も多く成っており今日本が尖閣諸島を他国から侵略を受けた時に助けて呉れる保証は何処にも無い❗❗❗。その事に不安を持つ永吉は、全ての国が持つ権利である軍隊を持って国を守る事を新しい日本国憲法に明記しようと思うのであった❗❗❗。

「俺は日本国民と日本の国を守る為の憲法の文章には、第1条日本国民と日本国領土を守る為に陸軍、海軍、空軍、宇宙軍、沿岸警備軍の5軍を持って日本国民と日本国領土を守るものである。日本領土の侵略や日本国民に被害があった時は、日本国民や日本国土を守る為に5軍全ての力を合わせて防衛し敵基地を攻撃する権利を有する。第2条日本国民の知的財産権と日本の民間企業の知的財産権及び、日本国民の生活と安全を維持する為に必要な発電所等の重要施設及び軍事施設を守る為に国際的に認められて要る権利であるスパイ防止法を制定して運用する。それに関連して日本国民の生活を維持する為に必要な、水源等の自然や生活を維持する為の自然環境及び軍事施設周辺の土地購入を制限して外国人外国企業の購入を禁ずる。今地球上にある国々では当たり前である2つの条項を是非、新しい日本国憲法に書き加えて初めて日本は世界の国々と対等な関係を結ぶ事が出来ると思うよ❗❗。そしたら日米安保条約も平等な条約に成り、国として当たり前の憲法を持っ事によりアメリカ以外の国々とも各種条約を結ぶ事が出来それが日本を他国の侵略から守る事にも成り日本の繁栄に繋がると俺は思うよ❗❗❗」

 大吉と長吉は永吉の話を聞いて、自分達の考えている事と殆どが同じだと思い満足をして居た。しかし2人共スパイ防止法に付いては良く分かったが、5軍に付いては何故5軍なのか良く分からないので2人は永吉に聞いてみた。

「2人は陸海空軍に付いては分かると思うけど、分からないのは宇宙軍の事だと思うけど今や中国を始めとしてアメリカやロシアの大国は既に宇宙軍を持って居るし世界の先進国にも宇宙軍はあると思うよ❗❗。日本も2020年に将来を見つめて、宇宙空間からの他国による攻撃から日本国民と日本国土を守る為に2020年に規模はまだ小さいけど宇宙軍を創設したんだ❗❗。そして沿岸警備軍を新たに創設したのは、日本の排他的経済水域や日本の領海内で日本の船を守る為だよ❗。今の時代特に平成から令和にかけて日本の排他的経済水域や領海に侵入して来る、他国の海警局の船は大型化して武器も積んでおりこの船の実際の所属は海軍で警察権しか無い海上保安庁の船で対抗して日本漁船や領土を守る事は無理や❗❗❗。その為には日本も日本漁船や日本船舶と、大事な日本領土を守る為に他国の船に劣らない船が必要なんやそれが沿岸警備軍や❗❗❗。海上保安庁の船は、今後は警察権の行使が出来る海域で日本船舶や外国船の安全を守る様にしたら良いと思うよ❗❗❗」

  永吉の宇宙軍と沿岸警備軍の話を聞いて、2人は納得したが2人の納得の仕方には違いがあった。長吉は沿岸警備軍の事は良く分からなかったが、宇宙軍の事は漫画やアニメで知っていたしアメリカや中国に既にある事も知って居た。大吉は逆に宇宙軍の事は良く分からなかったが、沿岸警備軍(アメリカでは軍でなくて隊)の事は海外のテレビニュース番組で放映された映像で沿岸警備隊の活躍は良く知って居た。アメリカ沿岸に近づく不審船を、取り締まり停船命令を無視して逃げる船には容赦ない銃撃をする映像を見て良く知って居た。アメリカでは沿岸警備隊は、陸海空軍や海兵隊と宇宙軍に続く第6軍としてアメリカ領土の安全と自国の船舶そして外国の船舶を守って居る。

 大吉と永吉は自分が考えた文章を、是非憲法に明記したい云う思いを皆に話をしてスッキリした気分になって居た。最後に話をするのは長吉である、長吉には世の中で1番腹を立てて居る事があった。それは日本の国会議員の事である長吉は今まで国会議員の定数や選挙制度、そして議員資格や議員報酬は憲法で決まっていると思って居たが大きな間違いであった。国会議員は自分達の手で国会議員に関する法律の草案を作り、自分達国会議員に有利になる法律草案は直ぐに国会に提出して自分達で可決して来た。国会議員は自分達に不利になる、議員定数の削減や選挙制度の見直しや不祥事を起こした議員を辞めさす法律を作らなかった❗。GHQ統治の約7年間に作られた、人権を無視した法律や独立後の日本にそぐわ無い法律を見直して改定して来なかった怠慢な国会議員には長吉はウンザリして居た❗❗。日本がサンフランシスコ講和条約の締結をして、真の独立国に成ってから69年に成るのに自主憲法を作らんかった怠慢な国会議員に長吉はウンザリして居た❗❗。こんな怠慢な国会議員に我慢が出来なかった長吉は、国会議員の定数や選挙制度そして国会議員の資格や不祥事を起こした議員に対する処罰を憲法に明記しようと思ったのであった❗❗❗。

「俺は憲法に国会議員定数と選挙制度を明記する方が国民の為に成ると思うで、今の国会議員の国会での無様な状態を見たら誰もが分かると思うで❗国会議員が自分達に有利に成る議員定数や選挙制度を作らせ無い為や❗❗。だから新しい日本国憲法を作るときに、参議院議員と衆議院議員の定数と参議院と衆議院の選挙制度を決めて明記したら良いと思うよ❗❗。それと市町村議員や都道府県議員そして国会議員選挙に出る候補者は絶対に認めてはいけない事がある、それは懲役刑を受け執行猶予が付いたからと言って絶対に市町村議員や都道府県議員そして国会議員に出馬出来ない様にしないと駄目だ思う我々国民の代表だから❗❗。それと市町村議員や都道府県議員そして国会議員は、選挙期間中であれ選挙期間中で無かったとしても議員間で現金のやり取りが発覚すれば関わりのある議員は全て失職させなあかんと思うで❗❗」

「だったら長さん参議院と衆議院の定数は、どうやって決めたら良いんだい何か良い方法はあるのかい?それと選挙制度はどうするか教えて呉れるかい❗❗」

 と大吉が代表して長吉に聞くと、参議院と衆議院の定員の決め方と選挙制度の決め方の説明を始めた。

「最初に国会議員定数の決め方やけど、前に3人で国会議員の定数について話をした時に中国とアメリカの議員数に比べて日本の議員数が異常に多い事にビックリしたやろ❗❗。中国は人口約13億4575万人で議員数3000人、アメリカは人口約3億1465万人で535人やこれから云うと日本は人口約1億2715万人やから衆参合わせて300人前後で充分やと思うよ❗❗❗。衆議院の定員は240人参議院の定数は60人、これの根拠は衆議院の場合都道府県の1番人口の少ない県を基準にするんや。日本で1番人口の少ない県は、鳥取県で令和3年1月時点で55万1402人やからこの人口55万を基準にして衆議院議員の定員を決めるんや❗❗。日本の人口約1億2715万人やから、55万を基準にすると231人やけど県と県の端数を併せたら55万に成る場合があるから日本全体で240人にしたら良いと思うよ❗❗❗参議院は残り60人で決まりや❗❗❗。選挙区制度も変えなあかん、参議院は大選挙区制で始まったんやが1982年(昭和57年)から比例も始まって比例選出議員の資質が落ちた❗❗❗。衆議院は元々中選挙区制やったんやけど、1996年(平成8年)小選挙区比例代表並立制が始まって衆議院議員の小選挙区も比例も議員の資質が大きく落ちた❗❗❗。今の異常なまで資質が無い国会議員を無くすには、衆参国会議員の定員を今の日本の人口に合わせた300人にして選挙制度を参議院は大選挙区制にして衆議院は中選挙区制に戻すのが1番やと思うわ❗❗❗。だから次の事を憲法に明記するねん、第1条衆議院は中選挙区制にして定員は240人参議院は大選挙区制にして定員60人とする。第2条市町村議員や都道府県議員、そして衆参国会議員に出馬する立候補者は過去に執行猶予付きの懲役刑を受けた者は市町村議員や都道府県議員そして衆参国会議員に立候補する事は出来ない。第3条市町村議員や都道府県議員そして衆参国会議員は、選挙期間中や選挙期間中で無くても議員間で現金のやり取りが発覚すれば関わりのある議員は全員失職とする。この3つの条項は絶対に新しい日本国憲法に明記して、今の様に堕落した市町村議員や都道府県議員そして衆参国会議員を議会から無くしたいと思うよ❗❗❗。そうするには大さんに言われた様に、SNSで若者に日本人の手による自主日本国憲法の制定をする為に秋の衆議院選挙にクラウドファンディングで寄付を募って立候補する様に呼びかけないといけないね❗❗❗。

 

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